アクリルスタンドの作り方|厚み・UV印刷・台座と失敗しないコツ
アクリルスタンドは展示映えが抜群のアイテムですが、トラブルも起きやすいジャンルです。ポイントは「透明感・白さ・自立の安定性」の3点に集約されます。
厚み:3mmと5mmの実際の差
3mmは軽くコストも抑えられ、10cm程度の小さめサイズに向きます。5mmは反りにくく自立しやすく、側面の光の通りが増して高級感が出ます。15cm以上の立ち絵には5mm以上をおすすめします。
印刷方式:UV印刷が主流です
UV印刷はアクリルに直接インキを吹き付け、白インキを下地に使うことで鮮やかな発色を実現します。シルク印刷と違い版が不要で、グラデーションや複雑なイラストを小ロットで安く作れます。UVインキは硬化処理が必要で、長期間の直射日光でわずかに退色します。
- UV印刷:イラスト・グラデーション・小ロット向き
- シルク印刷:ベタ塗り・大量・高い隠蔽力が必要な場合
- シール貼り:最安だが端部が浮きやすく長期保管には不向き
白インキの下地が透明感を決めます
アクリルは透明なので、そのままカラーインキを刷ると光を通して白っぽく見えます。柄のある部分に先に白インキを敷き、その上にカラーを重ねることで紙の印刷に近い発色になります。逆に背面を鏡面UVにすれば、光を通した透明感のある表現ができます。
カット:レーザーと抜型の使い分け
レーザーカットは複雑な輪郭(髪先・武器など)に強く、端面がわずかに溶けて自然なツヤが出ます。抜型は単純な形状を安く作る場合に向きます。変形の細い部分は3〜5mmの安全距離を確保し、焼け・折れを防いでください。
台座:もっとも見落とされやすいパーツ
自立に関わるのが台座です。一般的には透明差し込み台(一体型PP台)かカンザシ式を使います。頭でっかちなキャラクターは重心が前に出るため、台座を広くする、両足支持にするなどの対策が必要です。
よくある不良と対策
- 表面の傷:生産時に1枚ずつ保護フィルム、輸送時は真珠綿で仕切る
- 端面の白け:レーザー出力と速度を調整し、後処理を行う
- 細部の欠け:細すぎる輪郭を太くする・一体化する
- 倒れやすい:台座が狭い。重心が高いものは台座を広げる
- 色が暗い:白インキ未使用、またはCMYKの明度補正なし
よくある質問
最小ロットはいくつからですか?
5個から対応しています。デジタルUV印刷のため版が不要で、小ロットでも単価を抑えられます。
両面別の柄(表と裏で違う絵)にできますか?
可能です。両面印刷で位置合わせをする、または「鏡面+表面」の組み合わせもできます。表裏の位置ズレは±0.5mm程度あるため、ぴったり重なるデザインは避けてください。
退色しますか?
UVインキの耐光性は中程度で、直射日光に長期間さらすとわずかに退色します。窓辺を避けて飾っていただければ数年はきれいなままお使いいただけます。
輸送で傷がつきませんか?
標準仕様で1枚ずつ保護フィルム+真珠綿の仕切り+個別OPP袋を使用し、傷のリスクを最小限に抑えています。
不明な点はそのままご相談ください
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